老眼治療CKの適応性



老眼を回復させる手術、老眼治療CK(伝導性角膜形成術)ですが、この手術は受けたいからといって誰でも受けられるわけではなく、細かい検査が行われ、検査で問題がない方しか受ける事が出来ないのです。


それでは具体的に手術前にはどのような適応検査が行われ、どのような方は受けられないのでしょうか?


 伝導性角膜形成術(老眼治療CK)の適応基準



45歳以上の方(クリニックによって異なる場合あり)。


矯正なしで裸眼できちんと見え、視野の狭まりや視野欠損などない健康な目の方。


老眼鏡がなければ近くが見づらい方。


角膜中心部の厚みが570μm以下で、中心から6mm付近の厚みが560μm以上の方(適応検査で分かります)。


角膜曲率半径が41.0D〜45.0D以内の方(適応検査で分かります)。


下記の適応検査で問題がない方。


老眼は確実に進行しますので、将来、再び近くが見えづらくなる可能性があることを理解している方(再治療は可能)。


上記全てに該当する方のみが老眼治療CK(伝導性角膜形成術)を受ける事ができるのです。


 伝導性角膜形成術(老眼治療CK)の適応検査



適応検査で問題ない方でなければ伝導性角膜形成術(老眼治療CK)は受けられませんが、具体的にどのような検査が行われるのでしょうか?


◎角膜形状解析検査


角膜の形状や状態を角膜形状解析装置という機械で検査し、角膜に異常がないかを調べる。


◎他覚的屈折検査







オートレフケラトメーターという機械によって、「近視・遠視・乱視」の有無とその程度を測定する。




◎眼圧測定


ノンコンタクトトノメーターという機械によって、眼に空気を「ポンポンポン」とあてて、眼の硬さを測定し、緑内障などの可能性を調べる(初めて眼圧測定をする方はおそらくビックリすると思いますよ)。


◎角膜内皮細胞検査


スペキュラーマイクロスコープという機械によって、角膜5層ある中のもっとも内側にある角膜内皮細胞の数、大きさ、形を測定し、眼の病気の可能性を調べる。


◎角膜厚測定


パキメーターという機械によって、角膜の厚さを測定します。


◎自覚的屈折検査


皆さんお馴染みのランドルト環を使って、「C」がどちらに向いているのか?を裸眼や矯正した視力によって測定し、度数を測ります。


◎瞳孔径


暗い部屋で瞳孔がどれくらい大きくなるかを測定し、手術後の合併症が起こる可能性や夜間視力が低下する可能性を調べます。


◎細隙灯顕微鏡検査


眼の前眼部(角膜、結膜、水晶体など)に異常がないかどうか詳しく検査します。


◎眼底検査


眼の1番奥にある眼底に異常がないかを調べ、緑内障などの眼の病気の可能性を調べます。


◎ルーズレンズテスト


1人1人に適した老眼治療方法の決定や、老眼治療後の見え方のシミュレーションを行います。


以上のようにさまざまな検査が行われ、合併症が発生する可能性が高い人、手術しても老眼が回復する可能性が低い人など、リスクがある方は伝導性角膜形成術(老眼治療CK)を受ける事が出来ないのです。


コンタクトレンズを装用している方は正確なデータを取得するため、適応検査を受ける前、「ソフトコンタクトレンズ約1週間前、ハードコンタクトレンズ約3週間前」程には装用を中止しておかなければなりません(コンタクトレンズを外す期間は個人差がありますので、適応検査を予約する際、クリニックの指示に従ってください)。


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