老眼治療CK(伝導性角膜形成術)とは?



老眼になると、「老眼鏡・老眼用コンタクトレンズ」を使用するのが普通ですし、それしか対処する方法がなかったのが現実ですが、近年、「伝導性角膜形成術(老眼治療CK(Conductive Keratoplasty)」という、老眼治療、老眼手術が日本でも行われるようになり、老眼になっても裸眼で生活できる時代となりました。


 伝導性角膜形成術(老眼治療CK)とは?



伝導性角膜形成術(老眼治療CK)とは、日本の厚生労働省にあたる「FDA(米国食品医薬品局)」に2002年4月に認可され、アメリカでは安全性が保障されている、日本では2004年から行われるようになった老眼を回復させる、最新の老眼治療、老眼手術のことで、メスは一切使用せず、視力回復手術レーシックのように角膜を削るわけではないので合併症の発生率もレーシックに比べて低く、極めて安全性の高い手術といわれています。


手術方法は・・・


眼の角膜の外側にラジオ波と呼ばれる高周波エネルギーをあてることによって、角膜のコラーゲン組織の一部を収縮させて、角膜の中心は元のままの形状を保ちながら、角膜の外側だけの形状を変えることによって、遠くの視力を維持したまま、近くの視力を向上させます。


また人は普通、遠くを見るときに利き目を使い、近くを見るときに利き目とは反対側の眼を使いますので、伝導性角膜形成術(老眼治療CK)は普通、利き目の反対側の片眼のみに対して行います。


伝導性角膜形成術(老眼治療CK)は日本だけでなくアメリカでもまだまだ新しい治療法のため、実際どれほどの効果があるのか?安全性はどうなのか?など、疑問を持つ方も多いと思いますが、FDAの臨床研究結果では、「伝導性角膜形成術(老眼治療CK)を受けた患者の実に98%の方が老眼鏡無しで新聞活字サイズの印刷物を読むことができた」と、報告されていますので、効果はかなり高いことが分かりますね。


 伝導性角膜形成術(老眼治療CK)のメリット・デメリット



★伝導性角膜形成術(老眼治療CK)のメリット


老眼鏡、老眼用コンタクトレンズ不要で新聞、読書、パソコン、携帯電話など、近くの文字が見える(このことだけで十分かもしれません)。


老眼鏡、老眼用コンタクトレンズが不要なので、日常生活はもちろん、スポーツ、趣味などを思う存分楽しめる。


老眼鏡、老眼用コンタクトレンズの手入れが不要になったので気が楽。


老眼からくる肩こり、頭痛などの症状が軽減、またはなくなる。


朝起きて老眼鏡を探す必要がない(笑)。


手術時間は約3分と、あっという間に終わり、点眼麻酔をするので手術中の痛みもほとんどない。


★伝導性角膜形成術(老眼治療CK)のデメリット


老眼は年齢と共に確実に進行するので、伝導性角膜形成術(老眼治療CK)を受けたからといって、将来にわたって一生、老眼の症状が出なくなるわけではなく、再び近くが見えづらくなる可能性は否定できない(再手術は可能)。


伝導性角膜形成術(老眼治療CK)前の状態(元の角膜の形状)に戻す事は出来ない。


まだ新しい手術、治療法なので、手術を受けて10年後、20年後など、将来に向かって何が起こるか分からない不安がある。


伝導性角膜形成術(老眼治療CK)を行うには、「米国Refractec社」から認定されなければならならず、日本ではまだ認定されているクリニック、眼科医が少ない。


手術費用が高額(クリニックによって異なりますが、伝導性角膜形成術(老眼治療CK)のみの場合約15万円〜)。


社会保険、健康保険が適用されない自由診療のため、治療費は全額自費で負担しなければならない。


手術前に適応検査がありますので、受けたいからといって全ての人が受けられるわけではない。


年齢制限がある(クリニックによって異なりますが一般的に45歳以上など)。


夜間、ライトなどが眩しかったり、にじんで見える、いわゆる合併症が起こる可能性がある(個人差がありますが、通常、半年も経過すれば症状がなくなることが多いです)。


手術後、〜1週間ほどはドライアイ、痛み、異物感が起こる可能性がある(時間の経過と共に症状は改善され、徐々になくなっていきます)。


片側の眼だけ手術、治療を行いますので、伝導性角膜形成術(老眼治療CK)後、数ヶ月間は左右の見え方に違和感がある(通常3ヶ月もすれば慣れます)。


新たに乱視が発生する可能性がある(乱視が新たに発生した場合は乱視矯正用の追加治療を行います)。


伝導性角膜形成術(老眼治療CK)後の視力回復具合、また効果の感じ方には個人差があります。


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