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005老眼手術・治療について アーカイブ

2007年10月28日

アキュフォーカスとは?



アキュフォーカス(レーシックカメラ)とは、片方の眼の角膜にカメラインレー(KAMRARInlay)と呼ばれるリング状のものを挿入することによって、遠くの見え方をあまり下げることなく、近くの見え方を改善する、老眼の方を対象とした手術・治療法です。


カメラインレーはコンタクトレンズよりも小さい「直径3.8ミリ・厚さ5ミクロン」の大きさで、白内障手術にも使用されている素材で出来ています。


アキュフォーカスを行うことによって老眼が治るわけではありませんが、老眼の方でも通常の日常生活レベルではほとんど老眼鏡(遠近両用メガネ)が不要になるとされています(小さい文字・暗所などでは老眼鏡がなければ見えづらい可能性があります)。


 アキュフォーカスが受けられない人



アキュフォーカスの老眼治療を行えば多くの場合、老眼鏡を使用する頻度が劇的に減少する(または不要になる)といわれていますが、受けたいからといって全ての人が受けられるわけではなく、原則として以下に当てはまる方は治療を受けられません。


白内障や緑内障などの眼の疾患がある方。


過去にレーシック(視力矯正手術)の施術を受けた方。


適応検査で施術不可能と診断された方。


また施術対象年齢は「40〜65歳」となっていますので、これ以外の年齢の方もアキュフォーカスは受けられません。


過去に品川近視クリニックでレーシックを受けた方、白内障手術を受けた方はアキュフォーカスを受けられる場合があります。


 アキュフォーカスの手術法



アキュフォーカスは日本では品川近視クリニックで行われており、具体的には以下のような流れで手術が行われます。


1:点眼麻酔


点眼麻酔なので痛みはほとんどありません。


2:ポケットの作成


フェムトセカンドレーザーと呼ばれる機械で角膜を照射し、カメラインレーを挿入するフラップ(ふた)を作る。


3:カメラインレーの挿入


フラップの下にカメラインレーを設置し、フラップを元の位置に戻す。


4:消毒


点眼消毒をして施術は終了。


近視、乱視の方など、必要に応じて2と3の間にレーシックが行われる場合もあります。また手術自体は約10〜30分ほどで終了します。



2007年11月16日

モノビジョンレーシックとは?



モノビジョンレーシックとは、片方の眼は遠くが見えるように、片方の眼は近くが見えるように調整することによって近くも遠くも見えるようにする、主に老眼の方が受けることが多い手術・治療法です。


つまりモノビジョンレーシックによって、遠近両用眼鏡の状態を作りだすので、老眼の方が老眼鏡、遠近両用眼鏡がなくても日常生活が送れるようになるのです。


基本的には以下のように矯正します。


・利き目⇒遠くが見るように矯正

・利き目でない眼⇒近くが見えるように矯正


 モノビジョンレーシックのデメリット



モノビジョンレーシックによって老眼鏡が不要になるかもしれませんが、良い事ばかりでもありません。具体的には以下のようなデメリットも考えられます。


左右の視力が違うので眼精疲労が強くなる可能性がある(数ヶ月で慣れることが多い)。


片眼の視力低下(老眼の進み)などによって見えづらくなる可能性があり、2回目の手術が必要になることもある。


片方の眼は近くを見えやすくするため、、遠くの見え方が下がってしまう可能性がある。


夜間の車の運転、細かい作業など、視力への負担が大きい仕事、作業をする方には向いていない。


 モノビジョンレーシックの手術法



モノビジョンレーシックの手術法は、レーシック(視力矯正手術)とほぼ同様です。


レーシックとは、エキシマレーザーと呼ばれる機械で眼の角膜の形状を変え、視力を矯正する手術です。


ただ近視をレーシックで矯正する場合は基本的に同時(同じ日)に両眼とも遠くが見えるようにレーザーによって角膜を削りますが、モノビジョンレーシックの場合は片方は遠くが見えるように、片方は近くが見えるように矯正するため、同時(同じ日)に矯正するか、片方ずつ矯正するかは術前検査の結果によってケースバイケースです。


日本では神戸クリニックなどでこのモノビジョンレーシックを行っていますが、まだまだ行っているクリニックは少ないのが現状です。



2008年01月03日

遠近両用眼内レンズとは?



老眼を治療、回復させる方法として、老眼治療CK(伝導性角膜形成術)と同じく注目を集め、日本でも年々、症例数が増加しているのが「遠近両用眼内レンズ」です。


そもそも遠近両用眼内レンズは白内障を治療する際に行われていたもので、従来の遠近両用眼内レンズでは「遠く・中間・近く」いずれにしかピントを合わせる事が出来なかったのですが、近年、近くだけでなく、遠く、または中間も同時に良く見えるようになった遠近両用眼内レンズが開発され、治療が行われるようになったのです。


使用される遠近両用眼内レンズはクリニックによって異なりますが、以下の2種類のレンズが日本の厚生労働省、アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を取得していますので安全性が高いとされており、2種類から選択可能なクリニックの場合は自分のライフスタイルに適したレンズを選ぶ事ができるのです!


ReSTORE(ALCON社)「近くと遠くが良く見える」

ReZoom(AMO社)「遠くと中間が良く見える」


また1種類の遠近両用眼内レンズを使用するのではなく、2種類の遠近両用眼内レンズを組み合わせる治療法もあり、2種類の遠近両用眼内レンズを組み合わせる事によって、「近く・中間・遠く」すべてが良く見えるようになるのです。


以上のように遠近両用眼内レンズは老眼、白内障の治療法としては非常に画期的で効果的なのですが、乱視がある方、夜間車の運転を頻繁にする方には適していないとされており、さらにクリニックによって異なりますが治療費は両眼で70万円以上しますので(2008年現在)、なかなか簡単に治療が行えるものでもないかもしれません(乱視の影響で十分に視力が回復しなかった場合はレーシックによって微調整する方法がとられています)。


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2008年01月05日

老眼治療・手術Q&A



老眼治療CK(伝導性角膜形成術)は日本だけでなく、世界的に見てもまだまだ新しい老眼回復手術ですので、不安に思っている事、疑問に思っている事が多いと思います。


そこでここでは多くの方が疑問に思っている事や不安に思っている事をまとめていますので、老眼治療CKに興味がある方は参考にしてください。


 老眼治療CKのQ&A



Q:老眼治療CKを受ければ一生、老眼にならないの?


老眼治療CKはあくまでも現時点における老眼の症状、近くが見づらい症状を改善、回復させるだけであって、老眼は加齢と共に確実に進行するので、老眼治療CKを受けた場合でも、数年後、数十年後には再び近くが見づらくなる老眼の症状が出る可能性は高いです。


ただ有料とはなりますが、本人の希望、検査の結果によっては再手術(追加治療)を行う事も可能ですので、上手くいけば一生、老眼鏡をかけなくてもよいかもしれません。


数年、数十年後、再び老眼の症状が出て再手術を受ける場合でも、手術が出来る回数は通常3回までとなっており、個人差がありますが、人によっては1度の手術で一生、老眼の症状が出ない場合もあります。


Q:老眼治療CKを受ければ誰でも老眼は治るの?


まず老眼治療CKを受ける前には細かい適応検査が行われ、老眼の症状が改善、回復されない可能性がある方、リスクがある方は手術自体を受ける事が出来ません。


また例え適応検査で問題ないと診断され手術を受けた場合でも、極稀に老眼の症状が回復しない場合もありますが、FDA(米国食品医薬品局)の臨床研究結果では、「老眼治療CKを受けた患者の実に98%の方が老眼鏡無しで新聞活字サイズの印刷物を読むことができた」と、報告されていますので、老眼治療CKを受ければ老眼が回復する可能性は高いと思います。


Q:老眼治療CK手術は安全ですか?


老眼治療CKは日本の厚生労働省にあたる、世界的に見ても厳しいとされている「FDA(米国食品医薬品局)」で認可を受けている極めて安全性が高い治療法といわれています。


Q:老眼治療CK手術後、副作用などが起こる可能性は?



老眼治療CKを受けて特に副作用というものが起こる事はありませんが、夜間、車のライトが眩しく感じる「ハロ」などの合併症が発症する可能性はあります。


ただ手術前に行われる適応検査によって合併症の発症する可能性などが分かりますので、リスクのある方は老眼治療CKを受けられず、また例えハロなどの合併症が発症してもそれは一時的なもので、通常は〜6ヶ月も経過すれば症状がなくなるといわれています(症状がなくなるまでの期間は個人差があります)。


Q:老眼治療CK後、どれほどで通常生活を送る事ができますか?


老眼治療CK後、1週間程度は眼に水が入らないようにしなければならず、また軽い運動なども1週間程度控えるように指示されると思いますので、約1週間経過後くらいからは通常生活を送れるようになると思います。


ただ視力回復具合には個人差があり、老眼治療CKは片目に対してのみ行いますので、3ヶ月ほどは左右の見え方に違和感が生じる可能性があります。


Q:老眼治療CK後、どれくらいで老眼の症状が改善されるの?


個人差がありますが、早い方は老眼治療CK後すぐに、多くの方は手術翌朝起床したときに、遅くても1週間ほどで老眼が回復した実感が得られると思います。


Q:老眼治療CKは健康保険は適用されるの?




残念ながら老眼治療CKは美容整形などと同じく自由診療にあたるため、健康保険、社会保険は使えず、また治療費は自由診療のため各クリニックによって異なります。



Q:老眼治療CKは入院が必要なの?



老眼治療CKは手術自体は「3〜5分程度」で終わる比較的簡単な手術で、手術後は入院の必要はありませんし、そもそも入院の設備がないクリニックがほとんどなので、入院したい場合もでできません。


ただ手術後、何らかの不具合が生じた場合は、クリニックと提携している病院等で入院できる場合もあります(ほとんどないでしょうが)。


Q:ラジオ波って何ですか?


老眼治療CKではラジオ波を角膜の一部にあてて、角膜コラーゲン組織の一部を収縮させる事によって近くを見えやすくするのですが、そもそも「ラジオ波」って何なんでしょうか?


ラジオ波(Radio Frequency)とは、AMラジオと同じ周波数の電磁波の事で、ラジオ波をあてた場所は分子同士が擦れることによって摩擦熱が生じ、この摩擦熱を利用して、「癌・心臓血管・美容外科」など、さまざまな分野で治療が行われている、安全性の高い高周波エネルギーです。


Q:老眼治療CK後、仕事はいつから復帰できますか?



職種によって異なりますが、眼を酷使しないような仕事であれば翌日から復帰可能ですが、眼を酷使するようなデスクワークや、車、バイクを運転するような仕事、力仕事などは通常、1週間後から復帰可能といわれています。


いずれにしても視力の回復具合には個人差がありますので、医師に相談のうえ、いつ頃から仕事に復帰しても良いのか?を確認し、無理をしないようにする事が大切ですよ。


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2008年01月07日

老眼治療CK手術の流れ、料金、注意点



適応検査で問題ないと診断され、老眼治療CK(伝導性角膜形成術)を受けると決心した場合、手術当日は以下のような流れとなります。また手術当日や手術後の注意点をまとめていますので、手術した場合どのようなことに注意しなければならないのかを確認しておきましょう。


 老眼治療CK(伝導性角膜形成術)を受けるまで



@適応検査の予約&相談


A適応検査&カウンセリング


B老眼治療CK手術


C術後は定期的「翌日・2週間後・3ヶ月後・6ヶ月後」などに検診を受ける


 伝導性角膜形成術(老眼治療CK)の流れ



1:点眼麻酔をする(全身麻酔ではありませんし、注射による麻酔ではありませんので注射麻酔が苦手な方でも心配いりません)。


2:眼の中心に合わせて角膜外周にマーキングする。


3:角膜の外周に沿って8〜16の位置にラジオ波(高周波エネルギー)をあてる。


4:ラジオ波をあてることで、角膜のコラーゲン組織を収縮させる。


5:感染症を防ぐための点眼をして終了です。


6:手術後、担当の医師によって診察を受け、保護用のコンタクトレンズを装用し帰宅します。


上記の通り老眼治療CKは比較的簡単な手術で、手術時間は「3〜5分」程度と短く、当然、点眼麻酔をしていますので、手術中に痛みを感じることもほとんどありません(個人差がありますが、麻酔が切れた後に痛みを感じることはあります)。


ただ手術直後は光が眩しかったり、眼に異物感がする場合もありますが、翌朝起床時にはそれらの症状はほとんどの場合なくなっています。


 老眼治療CK(伝導性角膜形成術)の注意点



手術前の適応検査、カウンセリング時に分からないこ事、不安に思っている事を必ず質問し、納得してから手術を受けるようにしましょう。


手術当日は、「セーター・パーカー・タートルネック」などの服装は適していません。必ず医師の指示に従った服装で来院しましょう。


老眼治療CK後は、医師の指示されたことを守り、処方された薬を服用し、無理をしないようにしましょう。


手術後、当日は車のライトが眩しかったり、視力がまだ安定していませんので車、バイクの運転は出来ません。必ず公共の交通手段を利用してクリニックに行くか、家族や友人、知人に送迎してもらうようにしましょう。


手術後シャワー、入浴は当日から可能ですが、1週間程度は眼に水が入らないようにしなければなりません(医師の指示に従ってください)。


手術当日、また手術後1週間程度はお化粧、メイクはできません。


手術後1週間程度は力仕事、軽い運動は控え、水泳などは最低1ヶ月は出来ません。


 伝導性角膜形成術(老眼治療CK)の定期健診




老眼治療CK(伝導性角膜形成術)を受けた場合、術後、順調に視力が回復しているか?何か問題が起こっていないか?を調べるために定期検査を受けなければなりません。定期健診を受ける時期はクリニックによって異なる場合がありますが、一般的に・・・




・翌日検査
・2週間後検査
・3ヶ月後検査
・6ヶ月後検査


となっている事が多く、当然、上記以外でも自分で何かおかしいと思ったら、その都度、診てもらえますし、例え自分では順調にいっていると思っても、何か不具合が生じている可能性もありますので、面倒がらずに必ず定期健診は受けるようにしましょう。


 老眼治療CK(伝導性角膜形成術)の料金




老眼治療CK(伝導性角膜形成術)は健康保険、社会保険などが適用されない自由診療のため料金はクリニックによって異なり、当然、料金は全額自己負担となりますが、一般的な料金は・・・




老眼治療CKのみの場合:15〜30万円


となっています。


また老眼治療CKは利き目とは逆の眼、片目だけに行うのですが、「近視+老眼」の方が老眼治療CKを受けると近くは見やすくなっても遠くまで見えるわけではありませんので、近視、乱視、遠視がある方は老眼治療CKを受ける前、または同時に視力回復手術レーシックが必要になる場合があり、当然、レーシックを合わせて行う場合はプラスしてレーシックの手術料金が必要となります。


また老眼は加齢と共に確実に進行しますので、例え老眼治療CKを受けてその時は老眼の症状がなくなった場合でも、数年後、数十年後、再び近くが見づらくなる可能性が高いので、再び老眼の症状が出始めたときは本人の希望、検査の結果によって再手術(追加治療)を受ける事も可能ですが、基本的に再手術(追加治療)料金は有料となっています。


ただクリニックによって1年以内の再手術(追加治療)の場合は無料などと保障されていることもありますので事前に確認しておきましょう!


ちなみに神戸クリニックの場合、料金は以下の通りとなっています。


行う施術 料金
老眼治療CKのみ 15万円(1年以内の再手術は無料)
片眼レーシック、片眼CK 30万円(レーシックは永久保障)
両眼レーシック、片眼CK 43万円(レーシックは永久保障)


 伝導性角膜形成術(老眼治療CK)を行っているクリニック



神戸クリニック

坂西眼科医院

南青山アイクリニック

おぐり眼科クリニック


2009年現在、老眼治療CK(伝導性角膜形成術)を行っているクリニックは上記の通りかなり少ないですが、今後、徐々に手術が行えるクリニック(医師)が増加していくと思われます。


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2008年01月08日

老眼治療CKの適応性



老眼を回復させる手術、老眼治療CK(伝導性角膜形成術)ですが、この手術は受けたいからといって誰でも受けられるわけではなく、細かい検査が行われ、検査で問題がない方しか受ける事が出来ないのです。


それでは具体的に手術前にはどのような適応検査が行われ、どのような方は受けられないのでしょうか?


 伝導性角膜形成術(老眼治療CK)の適応基準



45歳以上の方(クリニックによって異なる場合あり)。


矯正なしで裸眼できちんと見え、視野の狭まりや視野欠損などない健康な目の方。


老眼鏡がなければ近くが見づらい方。


角膜中心部の厚みが570μm以下で、中心から6mm付近の厚みが560μm以上の方(適応検査で分かります)。


角膜曲率半径が41.0D〜45.0D以内の方(適応検査で分かります)。


下記の適応検査で問題がない方。


老眼は確実に進行しますので、将来、再び近くが見えづらくなる可能性があることを理解している方(再治療は可能)。


上記全てに該当する方のみが老眼治療CK(伝導性角膜形成術)を受ける事ができるのです。


 伝導性角膜形成術(老眼治療CK)の適応検査



適応検査で問題ない方でなければ伝導性角膜形成術(老眼治療CK)は受けられませんが、具体的にどのような検査が行われるのでしょうか?


◎角膜形状解析検査


角膜の形状や状態を角膜形状解析装置という機械で検査し、角膜に異常がないかを調べる。


◎他覚的屈折検査







オートレフケラトメーターという機械によって、「近視・遠視・乱視」の有無とその程度を測定する。




◎眼圧測定


ノンコンタクトトノメーターという機械によって、眼に空気を「ポンポンポン」とあてて、眼の硬さを測定し、緑内障などの可能性を調べる(初めて眼圧測定をする方はおそらくビックリすると思いますよ)。


◎角膜内皮細胞検査


スペキュラーマイクロスコープという機械によって、角膜5層ある中のもっとも内側にある角膜内皮細胞の数、大きさ、形を測定し、眼の病気の可能性を調べる。


◎角膜厚測定


パキメーターという機械によって、角膜の厚さを測定します。


◎自覚的屈折検査


皆さんお馴染みのランドルト環を使って、「C」がどちらに向いているのか?を裸眼や矯正した視力によって測定し、度数を測ります。


◎瞳孔径


暗い部屋で瞳孔がどれくらい大きくなるかを測定し、手術後の合併症が起こる可能性や夜間視力が低下する可能性を調べます。


◎細隙灯顕微鏡検査


眼の前眼部(角膜、結膜、水晶体など)に異常がないかどうか詳しく検査します。


◎眼底検査


眼の1番奥にある眼底に異常がないかを調べ、緑内障などの眼の病気の可能性を調べます。


◎ルーズレンズテスト


1人1人に適した老眼治療方法の決定や、老眼治療後の見え方のシミュレーションを行います。


以上のようにさまざまな検査が行われ、合併症が発生する可能性が高い人、手術しても老眼が回復する可能性が低い人など、リスクがある方は伝導性角膜形成術(老眼治療CK)を受ける事が出来ないのです。


コンタクトレンズを装用している方は正確なデータを取得するため、適応検査を受ける前、「ソフトコンタクトレンズ約1週間前、ハードコンタクトレンズ約3週間前」程には装用を中止しておかなければなりません(コンタクトレンズを外す期間は個人差がありますので、適応検査を予約する際、クリニックの指示に従ってください)。


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2008年01月10日

老眼治療CK(伝導性角膜形成術)とは?



老眼になると、「老眼鏡・老眼用コンタクトレンズ」を使用するのが普通ですし、それしか対処する方法がなかったのが現実ですが、近年、「伝導性角膜形成術(老眼治療CK(Conductive Keratoplasty)」という、老眼治療、老眼手術が日本でも行われるようになり、老眼になっても裸眼で生活できる時代となりました。


 伝導性角膜形成術(老眼治療CK)とは?



伝導性角膜形成術(老眼治療CK)とは、日本の厚生労働省にあたる「FDA(米国食品医薬品局)」に2002年4月に認可され、アメリカでは安全性が保障されている、日本では2004年から行われるようになった老眼を回復させる、最新の老眼治療、老眼手術のことで、メスは一切使用せず、視力回復手術レーシックのように角膜を削るわけではないので合併症の発生率もレーシックに比べて低く、極めて安全性の高い手術といわれています。


手術方法は・・・


眼の角膜の外側にラジオ波と呼ばれる高周波エネルギーをあてることによって、角膜のコラーゲン組織の一部を収縮させて、角膜の中心は元のままの形状を保ちながら、角膜の外側だけの形状を変えることによって、遠くの視力を維持したまま、近くの視力を向上させます。


また人は普通、遠くを見るときに利き目を使い、近くを見るときに利き目とは反対側の眼を使いますので、伝導性角膜形成術(老眼治療CK)は普通、利き目の反対側の片眼のみに対して行います。


伝導性角膜形成術(老眼治療CK)は日本だけでなくアメリカでもまだまだ新しい治療法のため、実際どれほどの効果があるのか?安全性はどうなのか?など、疑問を持つ方も多いと思いますが、FDAの臨床研究結果では、「伝導性角膜形成術(老眼治療CK)を受けた患者の実に98%の方が老眼鏡無しで新聞活字サイズの印刷物を読むことができた」と、報告されていますので、効果はかなり高いことが分かりますね。


 伝導性角膜形成術(老眼治療CK)のメリット・デメリット



★伝導性角膜形成術(老眼治療CK)のメリット


老眼鏡、老眼用コンタクトレンズ不要で新聞、読書、パソコン、携帯電話など、近くの文字が見える(このことだけで十分かもしれません)。


老眼鏡、老眼用コンタクトレンズが不要なので、日常生活はもちろん、スポーツ、趣味などを思う存分楽しめる。


老眼鏡、老眼用コンタクトレンズの手入れが不要になったので気が楽。


老眼からくる肩こり、頭痛などの症状が軽減、またはなくなる。


朝起きて老眼鏡を探す必要がない(笑)。


手術時間は約3分と、あっという間に終わり、点眼麻酔をするので手術中の痛みもほとんどない。


★伝導性角膜形成術(老眼治療CK)のデメリット


老眼は年齢と共に確実に進行するので、伝導性角膜形成術(老眼治療CK)を受けたからといって、将来にわたって一生、老眼の症状が出なくなるわけではなく、再び近くが見えづらくなる可能性は否定できない(再手術は可能)。


伝導性角膜形成術(老眼治療CK)前の状態(元の角膜の形状)に戻す事は出来ない。


まだ新しい手術、治療法なので、手術を受けて10年後、20年後など、将来に向かって何が起こるか分からない不安がある。


伝導性角膜形成術(老眼治療CK)を行うには、「米国Refractec社」から認定されなければならならず、日本ではまだ認定されているクリニック、眼科医が少ない。


手術費用が高額(クリニックによって異なりますが、伝導性角膜形成術(老眼治療CK)のみの場合約15万円〜)。


社会保険、健康保険が適用されない自由診療のため、治療費は全額自費で負担しなければならない。


手術前に適応検査がありますので、受けたいからといって全ての人が受けられるわけではない。


年齢制限がある(クリニックによって異なりますが一般的に45歳以上など)。


夜間、ライトなどが眩しかったり、にじんで見える、いわゆる合併症が起こる可能性がある(個人差がありますが、通常、半年も経過すれば症状がなくなることが多いです)。


手術後、〜1週間ほどはドライアイ、痛み、異物感が起こる可能性がある(時間の経過と共に症状は改善され、徐々になくなっていきます)。


片側の眼だけ手術、治療を行いますので、伝導性角膜形成術(老眼治療CK)後、数ヶ月間は左右の見え方に違和感がある(通常3ヶ月もすれば慣れます)。


新たに乱視が発生する可能性がある(乱視が新たに発生した場合は乱視矯正用の追加治療を行います)。


伝導性角膜形成術(老眼治療CK)後の視力回復具合、また効果の感じ方には個人差があります。


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遠近両用眼内レンズとは?



2008年01月13日

レーシック手術で老眼は治るのか?



近年、近視、乱視、遠視が治る視力回復手術レーシックを受ける方が日本でも増加し、世間一般でもレーシックという言葉が浸透してきましたが、このレーシックで老眼を治療し、回復させる事はできないのでしょうか?




残念ながら現段階ではレーシックで老眼を治す事は出来ません。


レーシックはエキシマレーザーという機械で何らかの原因によって屈折異常が起こっている角膜にレーザーを照射して、角膜の屈折率を矯正し、「近視・乱視・遠視」を治す角膜屈折矯正手術なのですが、そもそも老眼は角膜の屈折異常が原因ではなく、水晶体の機能低下、弾力性が低下する事による起こる症状なので、現段階ではレーシックで水晶体の弾力性を回復させる事は無理なので、レーシックによって老眼を治す事は出来ないのです。


ただ老眼の方がモノビジョンレーシックアキュフォーカスといった老眼治療を行うことによって、近くも遠くもみえるようになる、つまり老眼鏡(遠近両用メガネ)が不要で日常生活を送れるようになる可能性はあります(老眼自体が治るわけではありません)。


またレーシックではありませんが、


伝導性角膜形成術(老眼治療CK)

遠近両用眼内レンズ


といった老眼を矯正し、視力を回復させる手術、治療を行うクリニックも日本で増えてきましたので、老眼鏡、遠近両用メガネに頼らなくても良い時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。


 老眼の人は近視矯正手術レーシックを受けられるのか?



レーシックは、「近視・乱視・遠視」を矯正させる事が可能ですが、それでは「近視・乱視・遠視」+老眼の方はレーシックを受けて、近視や乱視を矯正させる事が出来るのでしょうか?


適応検査で問題なければレーシックを受ける事が可能です。



近視の方ですでに老眼が始まっている場合、近視用のメガネやコンタクトレンズを外せば近くはある程度、見えることが多いと思いますが、レーシックを受けて近視が矯正されれば、遠くは非常によく見えるようになっても、レーシックを受ける前までは見えていた近くが見づらくなる可能性は否定できません。


しかしレーシックを受けて近くが見づらくなった場合でも、実はそれが本来の状態であり、レーシックを受けなくても老眼の症状は早かれ遅かれ誰にでも必ず訪れる症状なので、


老眼+近視遠近両用メガネが必要。


老眼老眼鏡のみでOK。


以上のように、近視+老眼の方がレーシックを受けて近視が矯正されれば遠近両用眼鏡は必要ありませんので、老眼の方がレーシックを受けるメリットは実は大きいのです。


いずれにしても40歳過ぎの方がレーシックを受ける場合は近くが見づらくなる可能性を考えて、クリニックの医師に相談のうえ、レーシックを受けたほうが自分にとってはメリットが大きいのか?、老眼を自覚するのが早くなるのが嫌なのか?をよく考えましょう!


レーシックを受ける前には細かい適応検査が行われ、眼の病気、角膜の厚さなどによってはレーシックを受けられない場合もありますので、レーシックを受けたいからといって全ての方がレーシックを受けられるわけではありません。



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